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「平均値」が通用しない世界があるのをご存知でしょうか?

一般的には世の中のほとんどの物事には、平均値と呼ばれる数値が存在します。
偏差値で言えば50ですね。


そして、平均値に近い数値のものの数が多く、平均値から離れるほど数が少なくなっていくのが普通です。

偏差値でいえば45~55の人が全体の半数近くを占めて一番多く、偏差値70とか偏差値30の人はどちらも希少な存在になります。

100人中50人くらいが偏差値50、5人が偏差値70、5人が偏差値30、10人が偏差値60、10人が偏差値40…
などです。


ほとんどの人はこのように考えており、投資の世界でもこの考え方が通用すると勘違いしてます。

たとえば、10社分の株を買った場合、5社は損益0、2~3社は含み益が出る、3~2社は含み損になる…といった具合です。




ところが実際は、そうではありません。

会社の経営状態は、”べき数”に分布しています。

「儲かっている会社はごく一部で、大部分の会社は儲かっていない」という分布です。

「儲かっている会社が全体の2割で、儲かっている会社だけで全会社を合わせた利益の8割を稼いでいる」という、いわゆる8:2の法則になっているということです。

つまり、株を10社分買った場合にも、利益が出るのは2社のみで、残りは全部損をするということです。

株式投資をしても儲からない人が多いのは、投資というゲームが人間心理に反しないと儲けられないルールになっていることが一因ですが、会社の利益を見ればわかるように、基本的には損をするようになっているから。

この考え方を教えてもらえたのが、この本の最大の学びだったと感じています。

起業家、スタートアップにおける考え方を身に付けたり、ビジネスと投資について学びたい方は参考にどうぞ!